地獄の無限ループのC5エラー
2017年頃買ったシャープの穴なし洗濯機の調子が悪いです。
最後の脱水の工程に入ると、「ピピピピピピピ!」とエラー音を鳴り響かせて止まる。
ディスプレイには「C5」と表示されてて、シャープのサイトで見ると『本体が故障の可能性があります』との事。
エラーやお知らせ表示が出る|全自動洗濯機|故障診断ナビ:シャープ
洗濯ものが平らになるように配置し直したり、逆に押し付けてぺったんこにしてみたりしても、C5が出続ける。
または、
一旦止まって給水してすすぎからやり直す
↓
脱水が始まり緩くドラムが回り始めた所でブレーキがかかり、また給水からやり直し始める
↓
水が溜まってしばらくすすぎした後、脱水し始めた所でブレーキかかり、また給水からやり直す
の無限ループ🤪🤪🤪
いやいやいや、まだ買って6年弱やぞ?10年超の実家の洗濯機、元気で動いとるぞ!?最近の家電、寿命短くない?
とにかくこのC5エラーの無限ループのせいで、酷い時には1時間以上かかっても洗濯が終わらず、しまいには水をたっぷり含んだ洗濯物をバケツに移し、少量づつ脱水するというとてつもなく面倒臭い作業をする羽目に。
(少量だとエラーが起きず回る確率が高い)
原因はおそらくVベルトが緩んだ為
とにかくこんな状態ではいつまで経っても洗濯が終わらない。
シャープのサイトを見たって、修理代が最高3万くらいするという事実が分かっただけなので色々調べたところ、Vベルトを交換したら直ったという記事をたくさん見つけました。
Vベルトは洗濯機の底面にあり、ドラムを回す役目を担っています。
これが経年経過で伸びていると、ドラムを回す時の揺れが大きくなり、最近の家電にありがちな余計なセンサーが反応して止まってしまうようです。
そこで一応シャープの洗濯機に適合するVベルトを買ってはみたのですが……修理してみた記事の多くが大分前のものばかりで、うちのES-T709ちゃんのパーツの配置と違う……
記事の洗濯機は緩めなきゃいけないボルト、2つなのに、うちのは4つもあるやん!?
参考資料なしにちゃちゃっと修理できるほどの腕はない私は、そこで全てが面倒になりVベルトの交換を諦め、新しく買い替える事にしました😅
いやもう6年経ってるし……ね。
でも新しい洗濯機が届くまでの間、地獄の脱水無限ループが続くのは嫌。
そこで何か手は無いかと色々試してみた結果、C5エラーが出てもうまく行けば一回で脱水完了するワザを見つけました!
パスタのように真ん中にうず高くねじねじ
エラーが出るのはドラムがセンサーの許容範囲を超えて激しく揺れるからでは?
という事は脱水スタート時にあまり揺れないようにすればいいのでは?
と思った私は、洗濯ものをなるべく中央に集め、映えるパスタのようにねじねじとうず高く巻き上げてみました。
(できる限りでOK)
重心を真ん中にすれば、左右にぐわんぐわんって揺れないのでは?と思ったのですが、これがうまく行って、それからC5エラーが出た時も、一旦蓋を開けて洗濯物をパスタ状にすると次はエラーが出ず脱水できる確率が上がりました!
やった!!!!!
これで新しい洗濯機が来るまでひとまず安心です。
連続10回くらいエラーで、しまいには外に置いてある昭和時代?の二層式洗濯機の脱水を使った日もあったなあ……
ただ、この映えパスタ方式は、Vベルトのゆるみがそれほど酷くない時にしか使えないかも。
うちのはひっくり返して見た時大して伸びているように見えず、伸びててもせいぜい1センチくらいだったので、このやり方が出来たのかもです。
ちなみに新しい洗濯機もシャープです😅
シャープの洗濯層に穴がない洗濯機は、本当に黒カビの発生がゼロなのが魅力で。
ただ穴がない分、脱水が他メーカーに比べて弱いというか、他メーカーのよりびちゃっとはしてるんですが……
でも黒カビが洗濯物に付くの、気にしなくていいのはホント魅力。
今度のは新しめの機種なのでそこんとこ、改良されてないかな?
ちなみに2017年にヤマダ電機でES-T709買った時は4万円台だったのに、たった6年弱で洗濯機すっごい高くなっててびっくり😫
同等の機種でも7万円くらいになってたし!
今回買ったのはES-GV7Gですが、ネットの方がヤマダより1万以上安くてそれを言ったら同じ値段にして貰えたのは良かったです。
でも腕に自信のある方は、Vベルト自分で購入して取り換えた方が絶対安上がりです!
アマゾンで980円だったので、うまく取り換えられてたら980円で済んでたなあ🙄
インバーター搭載の洗濯機を選べばⅤベルトの劣化に左右されない
追記です。
今回、同じシャープのES-GV7Gという型番の洗濯機に買い替えて数日経ったんですが、
もうね、びっくり。
何これ、めっちゃいいやん。
買う時は全く気付いてなかったんですが、ES-GV7Gは『インバーター』搭載の洗濯機でした。
ES-T709はインバーターが付いていない、Ⅴベルト方式の洗濯機だった訳ですが、インバーターが付いていると付いていないでは、めちゃめちゃ違いました。
何が違うって、とにかく音と振動が格段に少ないんです。
初日、ドラムが回っている時の音・振動の少なさに驚愕しました😲😲😲
体感で言ったら今までの半分。
それに、脱水も今までのよりよく絞れてる。取り出した洗濯物がびちょっとしてない!
今回の洗濯機は前のより少し大きくて、タオルを入れているチェストと洗濯機の隙間が殆どなくなってしまったんですが(5㎜もないくらい)、激しくドラムが回っている脱水時にも、洗濯機が揺れてチェストに当たることもないくらい、殆ど揺れないってすごくない!?!!!???
インバーター方式の洗濯機は、モーターとドラムが直で繋がった構造の為、音や揺れが少ないらしいです。
インバーターの搭載されていない洗濯機は、モーターとドラムをゴム製のⅤベルトで繋いでいるがために音や揺れが大きく、Ⅴベルトが劣化すると緩んで今回みたいなC5エラーが出てしまう原因にもなる。
なら最初から洗濯機全部、インバーター方式にしとけばいいじゃん!
と思いましたが、インバーター搭載の洗濯機はそうでない洗濯機に比べて、高くなっちゃうみたいなんですよね。
それでも価格コムで最安の所だと、ES-GV7Gは送料無料65800円なので(2023/7/15現在)、インバーター搭載、穴無し洗濯槽の洗濯機としてはかなり安い方なんじゃないかと思います。
あの後調べたら実家の洗濯機もインバーター搭載だったので、それで10年経ってるのにベルト関連でエラーが出ないで現役だったんだなと納得しました。
今はインバーター搭載されていない洗濯機も、最安で6万円台と7年前に比べるとかなり値上がりしちゃってたし、それならインバーター搭載されている物を選んだ方が、今後の故障リスクも下がるんじゃないかと思いました。