ペットを飼うと、喜びや楽しさ、嬉しい気持ち、幸せをもらえます。でもいつかは来るお別れ。
ペットたちが亡くなってしまうことを、『虹の橋を渡る』と言うことを、ココたちを飼い始めて知りました。
飼い主さんより先に死んでしまったペットたちは、虹の橋のたもとにある草原で、老いや病気から解放され、仲間と楽しく過ごしながら、飼い主を待つそうです。
そしていつか飼い主も寿命を終えて虹の橋のたもとにやって来た時、ペットと飼い主は再会して一緒に虹の橋を渡って死後の世界に行く、という内容の詩から広がった言葉だそう。
この表現すごくいいな、と思っていました。
でもうちの子たちに使う機会はまだ当分先でいいと思っていたのに、、まさか8/18、1日の間に二匹とも虹の橋を渡ってしまうことになるとは思いもよりませんでした。
少しショックなお話なのですが、、ココちゃんとマロンは猫に襲われて亡くなってしまいました。
少し前からうちの庭によく猫が来るようになっていました。近所には猫を飼っている家が多く、田舎ということもあって、11匹も放し飼いにしている家もあります。
飼い猫でも首輪を付けていないので、のら猫か、よその飼い猫か分からないのです。
網戸の外からマロンやハムスターたちに興味津々のようだったので、外に出て追いかけたりして、追っ払っていたのですが、それでもしつこく来ていました。
18日の朝、朝起きてケージを見たらココちゃんはいなくて、ケージの外に木くずが散らばっていて、ケージの中には給水器が倒れて水がほとんどこぼれていました。
その時は「最近元気になってきたから脱走したのかな?それにしてもえらく元気に暴れたんだな~」と思い、すぐに子供たちを起こしてみんなで居そうなところを探し回りました。
でも見つからず、心配はしましたが「今の時間だとどこかで寝ているだろうな。活動タイムの夜になったら出て来てくれるかもしれないから、夜にまた探そう」と思いました。
外へ通じる扉は全部閉めていたので、外へ逃げたとは思わなかったので、家の中のどこかに必ずいるだろうと思っていました。
なので、外出予定があったため夕方まで家族で出かけました。
マロンは、朝起きた時にいつものようにケージの中で寝そべっていて、私が近づくとぴょこん、とお座りして『ごはん!ごはん!お外お外!」とそわそわしていました。
なのですぐケージの扉を開けてやり、ご飯をあげると、いつものようにポリポリとペレットを食べていました。
そして出かけるときに、一瞬マロンをケージの中に入れたまま出かけようかと思ったのですが、いつも外に出たがるので、狭いケージに閉じ込めておくのもかわいそうかな、と思い、田舎なのもあり、隣の家の人からもよく見えるし、と2階の窓だけ網戸にして戸締りをして出かけました。
だけど、この時は気付いていなかっただけで、もうすでに2階の窓の網戸の下部分が猫に破られていたんですね・・。
なので朝ココちゃんがケースにいなかったのも、この時にはもう襲われてしまっていたんだと思います。
詳細を書くのがつらいし衝撃的なので、かいつまんで書きますが、この日の夕方マロンは亡くなっている姿で、家から数メートル離れたよそのおうちの階段のところで見つかりました。
血も流れていて、完全に亡くなっているのがひと目で分かったので、子供にタオルを持ってきてもらって、タオルにくるんで家に連れて帰り、畑に深い穴を掘ってマロンをタオルごと埋葬しました。
マロンとココが1日で亡くなり、しかも猫に襲われるというとても可哀想な亡くなり方をしたため、数日は罪悪感や2匹の亡くなった時の怖さとか苦しさを思って、吐きそうになったり、悲しさで号泣したりしていました。
でも心の整理も付き、2匹が今頃は虹の橋のたもとで幸せにしていることが何となく感じられたのもあり、無事でいてくれた残りの子たちを可愛がることで、2匹も喜んでくれていると思えるようになりました。
その後すぐに家中の網戸は張り直しました。あのマロンたちを襲った猫は味を占めたのかその後も何度か庭に来たので、そのたびに棒を持って追い回して二度と庭に来ないようにしました。
猫がみんな嫌いになったわけではないんですが、やっぱり張本人は可愛がる気持ちになれない(´;ω;`)直接危害を加えるつもりはありませんが、他の子たちのためにも、怖い思いをして貰って二度とうちに来ないようにしたかったんです。
今さら気を付けても、もう2匹は帰って来ませんが・・・。その後しばらくして娘の夢にマロンとココちゃんが出て来てくれました。
その夢を観たとき、娘は「あ、もう大丈夫なんだな」と思ったそうです。
さらにもう大丈夫だよ。と言ってくれているような嬉しい出来事もあったので
その話はまた別記事で書きたいと思います。↓こちらになります。
可愛い姿で私たちにたくさんの喜びをくれた2匹が、ここにいる間に幸せだったなら良かったけどな・・と思います。