大きいゴールデンハムスターと小さなドワーフハムスター
さて、ハムスターには、大きく分けてゴールデンハムスターという少し大きめのハムスターと、ドワーフハムスターと呼ばれる小型のハムスターがいます。
ドワーフハムスターには、ジャンガリアンハムスター、そしてジャンガリアンよりもっと小さなロボロフスキーハムスターというハムスターがいます。
他にジャンガリアンとそっくりなキャンベルハムスターという種類もいますが、私の住む地方は田舎のせいか、ペットショップでも全然見たことがありません汗
ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターは仕草や行動も似ているし、ほお袋もあるし、共通点も多いけど、やっぱり少し違います。なによりゴールデンとジャンガリアンは大きさが全然違うんです。
ゴールデンハムスターの平均体長は15~20cm、体重150g前後と、私の手のひらからはみ出るくらい大きいです。
よく、ゴルハム(ゴールデンハムスターの略)を掘り起こしたイモのように持っている写真を見て、「こんな持ち方したらかわいそうなんじゃ。。」と思っていましたが、実際飼ってみると思った以上に大きくて!ジャンハム(ジャンガリアンハムスターの略)のように手のひらにちょこんと載せられないので、あの持ち方になるのも分かるなあ。。と納得した次第です。
ゴールデンハムスターは、正式名称はシリアンハムスターというそうです。
出身はシリア辺りの砂漠だそうで、なるほどゴールデンハムスターの足の裏には毛が生えてないんですよね。
ジャンガリアンハムスターはシベリアなどの寒い地方出身で足の裏には毛が生えているので、その辺りも「やっぱり別の種類なんだなあ」としみじみしてしまいます。
また、ゴールデンハムスターは身体が大きいので、ジャンガリアンハムスターに比べて力が強く、体力もあり、足の裏に毛もないのでつるつるしたところも登れちゃいます。
なのでジャンガリアンなら脱走できないサークルも登ったりして、目を離したすきにタンスの上とかカーテンの上にいたりして度肝を抜かれます。
そのわりにビビリで、知らない場所を初めて探検するときには、見て分かるくらいにビビビビビと小刻みに震えながらゆっくり。。ゆっくり。。歩いていたりして、可笑しいです。
それぞれの個体にもよりますが、自分から人を噛むようなことはめったにありません。
私は、最初に飼い始めたのがジャンガリアンハムスターだったので、ハムスターはこういうものと思っていたのが、のちにゴルハムを迎えたときには
「でっかい!!」「力強い!」「体力ありまくる!」「寝起きの顔が超ヘン!!」
といちいち驚いてしまいました。
それに比べると、ジャンガリアンハムスターの体長は7~11cm、体重も30から45g前後くらいで手のひらに収まるくらいの小さな可愛いハムスターです。
そして個体差はありますが、とっても人に懐いてくれるハムスターです。動画やSNSで、手の中で弱点のお腹までさらけ出して寝ちゃう子もよく見かけます。(めちゃ可愛い。。)
うちでは、今4匹いるジャンガリアンハムスターのうち、イエロープディングのチーズだけが手の中でも寝てくれる子です。
手の中で溶けたもちのように平べったくなり、たれぱんだのように垂れて寝てくれている様子といったら、それはそれはもうまさに天使のごとき可愛さ愛くるしさで、全身の毛孔からいとおしさが爆発してしまいます。
ハムスターならだれでも手の中とかで寝てくれるものと思っていたのですが、意外とこうやって寝る子はなかなかいないみたいです汗。
ジャンガリアンハムスターは、なんでも齧って確かめる習性があるので、ゴールデンハムスターと比べるとけっこう噛まれます。
と言っても、慣れた子なら甘噛み程度で軽くかじかじするくらいで全然痛くはないのですが、まだ慣れていない時や、エサと間違って噛んでくるときは、甘噛みとは言えないくらいけっこう強く噛んでくるのでちょっと痛い。。
それでも血が出るほどには噛まれないのでまだいいんです。
ですが、ハムスター同士でケンカをしている時や、怒っている時に手を出したり、急に触ってびっくりさせてしまった時は、本当に血が出るほど噛まれて、めっちゃ痛いです(/_;)
しかも怒っていたり、びっくりしてパニックになっていると、なかなか離してくれずに噛み続けるので本気で痛いです(/_;)
とは言っても、怒らせたり驚かせたりしなければ、本気で噛んでくることもありません。慣れてくれた子は本当に可愛いです。
手を出せばすぐに乗って来てくれて、美味しいものを貰って嬉しいとき、ケージから出して欲しくて仕方ない時に出して貰うと、飼い主さんの手をぺろぺろ犬みたいに舐めてお礼をしてくれることもあります。
それから、ジャンガリアンハムスターはゴールデンハムスターと比べるとけっこう大きな声で鳴く印象です。
ハムスターはインコみたいにのべつまくなし鳴くわけではなく、普段は全然鳴きません。怒った時、びっくりした時に「ジージー」とか「チーチー」と声を出す感じです。
それに比べるとゴールデンハムスターは、普段何気ないときにも「プククク」とか「チュン」とか独り言を言うことがあります。
なので、ジャンガリアンハムスターが大きな声で鳴いたら、それは緊急事態です。
さいごにロボロフスキーハムスターについてですが、私はまだお迎えしたことが無いのであまり詳しく分かりません(@_@;)
ジャンガリアンより小さなハムスターで、臆病で人に慣れにくいため、手に載せてご飯をあげたりとか、お部屋を散歩させたりなどの触れあいは難しいみたいです。
飼っている人の話によると、ケージに手を入れただけでバーっと慌てて逃げちゃうそうです(@_@;)
でもロボロフスキーは仲間同士は仲が良くて多頭飼い(たくさんの個体を一緒のケージで飼うこと)が出来るので、仲良くくっつきあって暮らす可愛い姿を見るのも楽しいみたいです。
私はやっぱり手に乗って貰ったり触れ合いたいので、ジャンガリアンかゴールデンがいいかなあ~。ロボちゃんも、なかには人にすごく慣れてくれる子もいるらしいですけどね♪