ひっそり田舎ぐらし

ど田舎に生息しています。イラスト描いたり文章書くのが趣味。ディスクロージャー情報などアップしています。

うさぎの種類と特徴

まるまるもふもふ小さな天使 ハムスター&うさぎとの日々

うさぎを飼うにあたり色々調べたところ、全然知らなかったことがたくさんあったので、記事にしてみました!

ネザーランドドワーフ

ペットショップなどでもよく見かけるネザーランドドワーフ。立ち耳のうさぎは大体ネザーランドドワーフと書かれているので、立ち耳=ネザーランドドワーフ、ぺたんと寝た耳=ロップイヤーだと思っていましたが、どうやらそうでもないみたいです。

ネザーランドドワーフで画像を検索してみると、耳がごく短く、しもぶくれのコロンとした顔、1キロに満たない小さな体を持つ子たちが出てきます。

うさぎのしっぽさんのサイトより

ミニウサギと呼ばれるいわゆるミックス(雑種)の子たちとは、ぜんぜん顔つきもスタイルも違います。

ミニウサギなどの雑種ちゃんは、耳が長く、顔つきや体つきがシュっとスリムなのに対して、純血種のネザーランドドワーフはぜんぶが丸っこく寸詰まりな感じです。コロンとした可愛い感じです。 ↓うちのミニウサギたん↓

うちのミニウサギのビビ

純血のネザーでもトゥルードワーフとフォースドワーフでは姿かたちが違う

純血のネザーランドドワーフは両親ともネザーランドドワーフであることが必須条件です。

ネザーの遺伝因子には、 『ドワーフ因子』と『スモールラビット因子』 の二つがあり、純血のネザーの両親からは次の3種類の子が生まれる可能性があります。

1:ドワーフ因子×ドワーフ因子=ピーナッツ

体がとても小さく、遺伝子の性質上育つことができず数時間~数日で死んでしまいます。

2: ドワーフ因子×スモールラビット因子= トゥルードワーフ

丸っこい顔と短い耳、手足の、いわゆる最初の画像のようなネザーランドドワーフ的特徴を持つ子になります。

3: スモールラビット 因子×スモールラビット因子= フォースドワーフ

フォースドワーフの子はネザーらしさが少なく、普通のミニウサギのように見える子もいますが、純血のネザーランドドワーフであることは間違いないので、

ホームセンターに入っているようなペットショップで売られている、外見がミニウサギっぽいネザーランドドワーフは、ほとんどがこのフォースドワーフです。

ですが、外見はミニウサギに似ていても、フォースドワーフはトゥルードワーフを生むことが出来ます。

トゥルードワーフである、ネザーちゃんぽい丸っこいコロンとした小さな子は、うさぎ専門店などにしかいないようです。そしてお値段も5万~10万とむちゃくちゃ高い(´ ω` )

けど専門店の子は、人間にべた慣れしている親から生まれている子ばかりなので、警戒心が薄くされるがままの子が多い気がします。(専門店に見に行った時の感想)ケージの扉が開けっぱなしなのに、全然外に出ようとしないのを見て驚愕しました。

うちの子ならダッシュで出そう。というか出る。

なので、おとなしめで人に慣れやすい純血種のネザーランドドワーフをお迎えしたいときは、専門店で実際に見てからがいいかも。

まあお迎えしちゃえば、ミニウサギだろうがネザーだろうが、どんな子も可愛くて仕方なくなっちゃいますけどね。

ミニウサギ

在りし日のマロン。生後3か月

種別がはっきりしないうさぎの混血種をミニウサギと呼んでいます。純血種以外の立ち耳のうさぎがこう呼ばれていることが多いようです。

ちなみに一昔前に学校や幼稚園で飼われていた、真っ白くて目が赤いうさぎは、ミニウサギではなく、日本白色種という別の種類のうさぎです。ただ、最近は学校や幼稚園でもミニウサギを飼っているようですね。

ミニウサギは体重1キロ以上~3キロくらいになり、ネザーランドドワーフより大きく手足も耳も長いです。顔つきもネザーよりスリムで細長いです。

横から顔を見た時、ネザーが〇なら、ミニウサギは▲ってかんじ?くちばしっぽく前に出てますね。

運動能力はネザーより高く、うちの室内放し飼いにしているミニウサギも50センチくらいのソファの上にジャンプして上がります(´ ω` )

テンションが上がってる時によくやる、クイックターンやひねりジャンプも見ものです(笑)。

完全愛玩動物のネザーランドドワーフに比べると、野性味の残るミニウサギ。

とはいってもミニウサギももともと野生の生き物ではないので、室内で飼うのが望ましいウサギです。

野生のうさぎは野ウサギといって、ミニウサギなどのアナウサギとは違う生態のうさぎです。(野ウサギは生まれた直後から毛が生えて走れるけど、アナウサギは丸裸である程度育たないと歩けない)

野性味溢れるとはいっても、その子その子によって性格が違うので、ベタ慣れで抱っこ大好きなミニウサギもいます。うちの子は抱っこきらいなので羨ましい~。

ロップイヤー

ロップイヤーは垂れ耳のうさぎ。

ロップイヤーにもいろんな種類があり、 アメリカンファジーロップ、ホーランドロップ、イングリッシュロップ、フレンチロップなどがあります。

イングリッシュロップとフレンチロップは大型のうさぎで、7キロ前後になる子もいて、大型のケージや広い遊び場が必要になります。

ホーランドロップアメリカンファジーは小さめですが、ネザーランドドワーフほどは小さくなく、3キロ前後の子が多いみたいです。

垂れ耳の子は性格が穏やかでおっとりしている子が多く、小さめのホーランドロップはすごく人気が高いみたいですね。

うさぎの森さんのサイトからホーランドロップ

ホーランドロップはネザーランドドワーフとフレンチロップを掛け合わせた種類で、ネザーランドドワーフのような丸っこい顔が特徴です。

こちらもホームセンター系のペットショップでは、たぶんフォースドワーフ系のネザーから生まれたのかな?というホーランドロップの子もいますね。

たぶんこの子はミニウサギ系統のお顔になると思います。

まあどちらにせよ、可愛いことは間違いない(*´꒳`*)

垂れ耳の子は耳の病気にかかりやすい傾向があるようです。

ネザーは警戒心が強いとか、ロップイヤーはおっとりとか、ミニウサギは丈夫とか、いろいろテンプレートはありますが、

結局はその子その子によって性格がぜんぜん違うので、お迎えする時は実際に会ってみてビビっと来た子をお迎えするのが一番いいと思います♪