ひっそり田舎ぐらし

ど田舎に生息しています。イラスト描いたり文章書くのが趣味。ディスクロージャー情報などアップしています。

糖質制限とオーソモレキュラー療法+鉄・たんぱく質補給でパニック障害を完治させる

隠れ貧血&低タンパクがパニック障害の原因のひとつ

鉄不足がパニックを誘発する

前記事(こちら↓)で書いたようにパニック障害だった私ですが、糖質制限他もろもろの対処により、発作が出る事はほぼなくなってました。

rainbowstar.hatenablog.jp

が、今年の夏の暑さでやられちまいまして、ひっさびさにまたパニック発作が出ちまいました。しかもそのまま一週間くらい

  • 『息苦しい』
  • 『目覚めが悪く午前中は身体が半分寝ているみたいにだるくて、うまく動かない』
  • 『夜中に1回必ず目が覚めてしまう』

といった、まさに自律神経が失調しているような状態が続いてました。

゚(゚´ω`゚)゚。

ちょうど「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」の本で、鉄不足が原因でパニック障害が起こる、というのを知った時だったので、

早速著者の先生がやっている、ふじかわ心療内科クリニックに診察に行って来ました!※現在は中国地方在住の方のみ初診を受け付けています。

藤川先生は心療内科を開業されていて、糖質制限+鉄・たんぱく質を摂る+オーソモレキュラー療法を取り入れた先進的な治療をされている先生です。

しかも、保険診療です!←これ重要!

なぜならオーソモレキュラーでググると分かるんですが、オーソモレキュラーメインの病院は診療費に保険が効かずバカ高かったり、そこで勧められるサプリもバカ高い。サプリ代が月に10万とかするところもあるそうですが、藤川先生の病院では血液検査を含んだ初診でも3割負担で5000円弱ですし、サプリも安価なもので良い、という方針なので、とにかくお財布に優しいです。

本はタイトル通り、パニック障害やうつの患者さんのほとんどが鉄・タンパク質不足で、それを改善したらパニック障害やうつが完治したというたくさんの症例が紹介されています。

待合室にも、たくさんのオーソモレキュラーに関する本が並んでいました。患者さんは女性の方が多い印象でした。小さなお子さんも一緒に受診されている方もいらっしゃいます。

なぜ鉄が不足するとパニック障害に繋がるのか?

前記事にも書いたように、鉄が赤血球の合成だけに必要なものではなくて、神経伝達物質セロトニンなど)を作る元になったり、活性酸素から細胞を守ったり、身体のエネルギーを作る為のエネルギー代謝に必須だったりするためです。

こちらでは普通の病院では測って貰えない、フェリチンやBUNも測ってもらえるとのことで、めちゃくちゃ楽しみにして行きました。

フェリチンとは・・・貯蔵鉄量。肝臓などのたんぱく質の中に溜めている鉄の量。ヘモグロビンが基準値で一見貧血に見えなくても、フェリチンが低ければ隠れ貧血状態。
フェリチンの理想値は男女とも最低100ng/ml、気力体力充実させるには人によってはそれ以上必要、200ngか300ngで安定する人も。
 
BUNとは・・・尿素窒素量。たんぱく質代謝の指標。理想値は20mg/dl以上。ベジタリアンマクロビオティックなど長年低たんぱく食を続けていた人は、10以下の人も。
というわけで血液検査をしてもらった結果がこちら↓ちなみに先生はめっちゃ明るくて元気いっぱいでした。

BUN(尿素窒素)の数値 24.8
ヘモグロビン 14.2
フェリチン 41

という結果でした。意外にもBUNの値は十分高くて、たんぱく質はとれているようです。

糖質制限を4年続けたおかげでしょうか。それと、検査の数日前からホエイプロテインをがぶ飲みしてたのも効いたのかもしれません。

それからヘモグロビンは14.2。女性の基準値が11~15くらいなので、これも一見したら貧血ではないように見えます。
が、しかし!
貯蔵鉄を示すフェリチンの数値はなんと41!少ない!

理想値100のところ、半分以下です。やっぱりかあー・・と納得しました。

ということで、たんぱく質は十分摂れてるので今のまま続けて、フェリチン100を目指して鉄を摂って行きましょうということに。

パニック障害を解消するにはたんぱく+鉄+ビタミン


先生お勧めのビタミンC・E・B-50の基本セットもその場で出してもらいました。(自費で3本4000円でした。iherbで同じものが買えますが、ネット得意じゃない人やすぐに欲しい人にいいと思う)

こちらにiherbで私が買ったビタミン基本セットのリンクを貼っておきます。↓

iherbビタミンセット

届くのが待てない方には、アマゾンでもnow社のビタミン売ってます。

キレート鉄のサプリ。カプセルなので飲みにくければ、中身だけ出して飲み物に混ぜても飲める。

鉄は先に購入していたので、それを飲みました。

すべてiherbで買えて、全部で6、7000円くらいです。(リストはビタミンcなど重複していますので、好みのものを残して要らないのは削除してもらうといいと思います)

日本のサプリと違って含有量も質も高く、量もたくさん入ってます。

日本で同じ質・量を摂ろうと思ったら、たぶん3~4万かかりますね( º言º)

メガビタミンとは

メガビタミンは、オーソモレキュラー療法のひとつの方法です。

オーソモレキュラー療法とは?

分子整合栄養医学ともいい、身体に足りない栄養素を補うことで健康を維持するというもの。

オーソモレキュラー療法は、1960年代に米国のライナス・ポーリング博士、カナダのエイブラム・ホッファー博士らが提唱したもの。ポーリング博士は54年にノーベル化学賞を受賞した世界的な生化学者で、ビタミンCの研究で知られている。

ホッファー博士は精神科医で、統合失調症に対するビタミン療法に取り組んでいた。ポーリング博士がそのビタミン療法を知り、理論を体系化したのがオーソモレキュラー療法で、1968年に科学誌「サイエンス」で発表されている。現在では欧米などで広く支持されている。

じつは、一般的に健康的といわれている現代の食事では、糖質は摂りすぎ、逆にたんぱく質は不足の質的栄養失調に陥るのです。

そこで、足りない栄養素をサプリメントで補う、というのがメガビタミン。

現代人はふだんの食生活ではすでにかなりのビタミン不足に陥っているために、サプリの容器に書いてある1日1錠などの一般的な量ではとうてい足りないので、(国の推奨している量は生命維持に必要な最低量)

ビタミンCでは通常1日1000mgのところ、3000mg~6000mgのメガ量を摂ることが提示されています。

日本では溝口 徹先生がオーソモレキュラーの本を出していらっしゃいますが、藤川先生も分かりやすいメガビタミンの本を出されるようで楽しみです。(11月発売)

ビタミンをどれくらい飲んだらいいのか?ですが、人それぞれ自分に必要なビタミンの量が違うため、サプリの説明書に書かれているように1日1錠で十分な人もいれば、その150倍の量が必要な人もいるそうなんです。なので自分にとって必要な量は、自分で効果の出るラインまで飲んでみて確かめるしかないのです。

パニック障害に良いサプリメント

※人それぞれ合う、合わないがあるので、試す時は必ずご自身の裁量でお願いします。

パニック障害解消に効果的と言われているサプリメントはこちら

  • ビタミンC
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • ナイアシン(ビタミンB3)
  • キレート鉄※フェリチンの値が100以下の場合。血液検査をして確かめてみることをお勧めします

私の愛用しているサプリのiherbのリンクを貼っときます。 iherbビタミンセット

ということで私が今飲んでいるサプリメントの1日量は、このくらいの量になります。

ビタミンC 3000mg(3g)
ビタミンE 800mg
ビタミンB-コンプレックス(ビタミンB-1,B-2,B-3,B-6,B-12などが50mgずつ一緒に入ったもの) 150mg
ナイアシンアミド(ビタミンB-3)1500mg(1.5g)
キレート鉄 108mg

です。

飲んでみた感想

20日ほどこの量を飲んでみた感想ですが、

  • 夜中に目覚めず眠れるようになった
  • 不安感が減った

という感じです。まだ飲み始めてそれほど日が経っていないので、むちゃくちゃ効いてる!って感じはないのですが、便秘も下痢もせず、調子はまずますといったところ。3か月後にまた採血する予定なので、それまでにどれくらい変わっているか楽しみです。

最近、上のサプリに加えて、ビタミンD3も飲み始め、マグネシウムや各種ミネラルを多く含む『ぬちまーす』も料理に使い始めたのですが、特にぬちまーすに含まれるマグネシウムは、筋肉の緊張を緩和するとのことで、息苦しさや身体のだるさにすごく改善がみられました!

1ヶ月後、不安感も息苦しさも消えた!

追記ですが、プロテインとサプリを飲み始めてほぼ1ヶ月経ったあたりで、不安感や恐怖感がざわっと湧いてくることがなくなりました。

さらに、朝起きた時から午前中くらいまでずっと身体が酸欠みたいにダルくて動くのがしんどかったのとか、ずっと続く息苦しさが消えました♡

息苦しいのとか、起きても身体が完全に目覚めないでしんどい感じって、完全に自律神経が失調してましたね。

いちばん効き目があったのは、やはりナイアシン。↓ソースナチュラル社のナイアシン。粒が丸くてひらべったく小さいので飲みやすい。 100mg 250錠 ¥1212(2018/11レート)※画像クリックでiherbのページに飛びます。

急ぎの方は国内のアマゾン、楽天でも買えます。

が、ナイアシンは、いきなり大量に飲むと細胞内に蓄積されていたヒスタミンがばーっと放出されて、『肌がチクチク痒くなったり、赤くなったり、熱をもったり、心拍数が上がって動悸がしたり』という「ホットフラッシュ」と呼ばれる現象が起こることがあってびっくりしてしまうんですが、フラッシュそのものに害はありません。

フラッシュが起きるときはナイアシンを飲んでから1時間後くらいに起きて、1時間くらいしたら自然に収まることが多いみたいです。

けど、私は友人がフラッシュで痒みが治まらなくて大変だった話を聞いていてコワっ!と思ったので、フラッシュが起きないナイアシンアミドを最初飲んでいました。

ですが、ナイアシンアミドはフラッシュありのナイアシンと比べると、どうも作用が弱いようなんですよね~。だから息苦しさとかおさまるのに3週間くらいかかったのかな。

あとでいろいろ調べて分かったんですが、ナイアシンエステルというのがあり、これはナイアシンアミドのように作用が弱いということがなく、フラッシュが起こるナイアシンとほぼ同じ効き目なのにフラッシュが起きない、という優れもののようです。

「なんだ~~こんないいものあるんじゃん!」

と早速注文したのがこちら。今もこれを飲んでいます。↓ライフエクステンション社のナイアシンエステル 800mg 100カプセル ¥1702(2018/11レート) ※画像クリックでiherbのページに飛びます。

ちなみにフラッシュありのナイアシンも併せて飲んでいますが、最初は100mg飲んだだけでも顔やら腕やらがかーっと熱くなって真っ赤になり、痒くてたまりませんでした。。ナイアシンフラッシュで検索すると、このフラッシュそのものを楽しんでいる人たちもいてびっくりだったんですが、私はフラッシュ好きじゃないですねえ~~。

しかし一番効き目が強いな、と感じたのは、やっぱりこのフラッシュが出ちゃうナイアシンでした。

iherbで購入したサプリのまとめはこちらです↓

いつも買っているサプリ類 いつも買っているサプリその2

忘れちゃいけない、たんぱく質

メガビタミンが十分に効果を発揮するためには、まずたんぱく質を十分に摂れていることが必須。

ふつうに肉や卵を食べてもいいのですが、健康維持するために1日に必要なたんぱく量は体重×1g。

つまり体重50kgなら50gのたんぱく質が必要で、病気改善や美容目的ならその倍は必要なのです。

100g中20gのたんぱくが含まれる肉なら、最低300gは食べないといけない換算。

大食漢の人なら楽勝だけど、食の細い人にはきついですよね・・・。

ということで、たんぱく補給にプロテインを飲むといいそうです!私も今、プロテインからたんぱくを20~60g摂ってます。体調向上はもちろんのこと、肌や髪がつやつやしっとりになったのが驚き!

おすすめのプロテインはこちら!いろいろ試した結果、好きな飲み物や食べ物に混ぜることができて、あっさりした味の無添加プロテインに落ち着きました。成長ホルモンなどの入った飼料を食べさせられていない、牧草のみで育ったグラスフェッドの牛乳原料なのも安心、かつ安い!

味付きが好みならビーレジェンドが一番美味しいと思います。しかもビーレジェンドは泡立たない!けど甘みが気になるならやっぱり無添加かな。

あと最後になりますが、身体的に足りない栄養素を補うことももちろん一助になりましたが、自分が早く回復したのはやっぱり「なんでパニック発作を起こしたのか?」という心の理由も見つめたことかな、と思います。

オーソモレキュラーを日本に広めた溝口先生も、ブログか何かで書いてらっしゃいましたが、いくら栄養を満たして「万全の対策」をとっても、なかなか回復しない患者さんもいるそうです。

それが、カウンセリングでめきめき回復した、という話を読んで、やっぱり自分の心をしっかり見つめるってことが一番大事なんじゃないかと思いました。

専門家に頼ったりしなくても、自分で自分の心を見つめて、認めて欲しい、気付いてほしい思いに自分で気付くことが、一番の回復の源だったと私も思います。

という事で、他に私が行った心的アプローチやスピ的アプローチ、プロテインなどの関連記事を最後に貼っておきます。

rainbowstar.hatenablog.jp

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