2018/8/18 更新2023/2/22
- 1.パニック障害の症状(個人差あり)
- 1-1.初めてパニック障害の発作が起こった時
- 1-2.妊娠中に最悪の発作が
- 2.パニック障害の原因・パニック発作が出る理由
- 2-1.身体的な理由
- 2-2.鉄不足とパニック障害の関係
- 2-3.ヘモグロビン値が正常でもフェリチン値が低ければ鉄不足
- 2-4.鉄不足に陥らないためには糖質少な目でタンパク質メインのいわゆるローカーボ食がベスト
- 3.スピリチュアル的な理由
- 3-1.パニック発作を起こすのは元々繊細で人の感情に共鳴しやすい人や霊媒体質、インディゴやスターチルドレン
- 3-2.過去世からの感情の持ち越し
- 4.パニック障害を克服するには
パニック障害の症状(個人差あり)
パニック障害について少し検索してみた時、検索上位にあがってくるページは、ほとんどが医療関係か、アクセス稼ぎ目的のぺらぺらサイトしかなくて、実際にパニック障害を経験した人が書いたサイトがすごく少なかったんですよね。
さらにパニック発作の原因を表面的ではないレベルで突き止めて書いたものがほとんどなかったんで、
「じゃあ実際に体験して回復した体験を書いてみよう!」と思い、記事を書くことにしました。今苦しんでいる人に少しでも役に立てれば幸いです。
2024年追記:現在はyoutubeでも、パニック発作の効果的な改善方法をたくさんの方が公開されるようになって来ました。私が発症した20年以上前はそういった情報もなかったので、本当に良い時代になったなと思います🥰
私が一番パニック障害の症状がひどかった期間は4ヶ月くらい。
その間は毎日息苦しく気分は重く暗く、身体はしんどく、とにかく狭い空間にいられなかったし、夜も眠れず、ご飯も食べれず激痩せしました。
その後自分でめちゃくちゃ追及して原因を突き止め、パニック発作に対応できるようになり、薬も飲まず日常生活を送れるようになりました。
初めてパニック障害の発作が起こった時
最初にパニック発作が起こったのは、今(2024年から)約30年前。ちょうど一人暮らしを始めて、何でも自分の好きなように出来る解放感と、たくさんの初めての体験に毎日楽しくてしょうがなくて、ひゃっほーいと浮かれてました。なので、まさか突然こんなことになるとは。
ある晩、夕ご飯のカレーを食べようと腰を下ろした瞬間、あまりに突然に
自分がものすごく狭いところに無理やり押し込められたような、強烈な閉塞感に襲われました。
大声で叫び出したくなる強烈な衝動に、たまらず窓を開けて頭を外に出して、必死で呼吸を繰り返しました。
とてもカレーは食べられず、作ったばかりでしたが全部捨て、その後一週間くらいは胸に何か詰まったみたいな重苦しさと、必死に息をしてもしても吸えないような息苦しさ、憂鬱な気持ちで、コーラ以外何も口に出来ず、ほとんど眠れませんでした。
閉塞感に押しつぶされそうになるので部屋にもいられず、真夏のクソ暑い時にひたすらウロウロとその辺を歩き回っていました。
でもその時は一週間くらいで何とか普通の状態に戻り、その後は発作が出る事もなく過ごせていたんです。
妊娠中に最悪の発作が
それから10年後に妊娠して、妊娠3ヶ月の時に再びパニック発作が襲ってきました。この時が一番症状が激しくて、苦しくてたまらなかったです。家から遠いお店で急にパニック発作で過呼吸に陥ったため、救急車で搬送されました。
案の定過換気症候群と診断されて、そのまま家に帰ったのですが、また前のようにものすごく狭いところに閉じ込められてる感で、死にそうな息苦しさと恐怖感で身体が痺れまくっていました。
おまけに、ひどい貧血も重なって、身体がものすごく重くだるくて、洗濯物を干すために腕を上に上げるくらいでも息切れがして、床に転がって休まないと耐えられないくらい、しんどかったです。
この時は広場恐怖症的なものもあって、自分の意思ですぐに逃げられないような、人が密集している場所、狭い場所、空間にとてもいられませんでした。そんな場所に閉じ込められたら発狂してしまいそうな恐怖が湧いてきました。
バスや電車に乗るとか車に乗ってて渋滞にはまるとか、映画館や美容院でじっとしてなきゃいけないとか、歯医者で治療を受けるとか絶対に無理。
自宅でも、夜暗い時に部屋の電気を消して真っ暗になると、息が出来ない恐怖でいても立ってもいられなくなるので、夜も電気を点けて寝てました。
この時は妊娠中だったのもあって、病院で半夏厚朴湯という漢方薬を処方して貰っていました。薬を飲むと多少は楽になるんですが、完全に息苦しさや急に湧いてくる恐怖心が消えることはありませんでした。
どうしたら楽になるのか全く分からず、方法も見つからず、ただただ毎日苦しさに耐えながら床に転がって時を待つ、という感じでした。
色んなことを試してみましたが、多少マシになる以外のコレといった解決方法がみつからないまま、4ヶ月くらい過ぎたある日急に楽になって、その後は発作が出る事もありませんでした。
この時は結局訳も分からないまま、何だか知らないけどひとまず楽になった、という感じだったんです。
でもその後また時が経って発作が出たのですが、その時はようやく本当に解決方法を見つけることが出来て、その後もごくたま~に軽くパニック発作が出て来た時も完全に対応することができ、普通に生きられるようになりました!
私にパニック発作が出てきた理由も、次の章で詳しく書いていきます。私の場合なので、他の方には当てはまらないこともあるかと思います。
私のパニック障害の原因・パニック発作が出た理由
身体的な原因
こちらはあくまで私個人に関する事なので、全員に当てはまらないと思いますが、私にパニック発作が出た原因の一つとして、肉体的な理由がありました。
仲が良かった子にお勧めされて2017/7に出版されたこの本を読んだ瞬間、これだー!と思いました。
著者は広島県廿日市市にある、ふじかわ心療内科クリニックという心療内科の先生です。2012年頃からパニック障害に鉄剤投与を始めて、普通ではあり得ないほどの顕著な効果が出ているそうです。
あー当時の私もここに掛かりたかった(笑)。
なんと藤川先生のブログで私がアマゾンに書いたカスタマーレビューが紹介されてました♡レビューが紹介されてた記事はこちら
↓追記:2018年にこちらのクリニックに行った時の話を記事にしています!↓ パニック障害に効果のあるビタミンなどの話も詳しく書いてますのでぜひ(*´꒳`*)
糖質制限とオーソモレキュラー療法+鉄・たんぱく質補給でパニック障害を完治させる
鉄不足とパニック障害の関係
鉄が不足するとなぜパニック障害やうつ病と同じような症状を引き起こすかというと、心を安定させたりやる気を出したり、幸福感を生み出すセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質が、鉄が不足すると必要な時に作られなくなるからだそう。
鉄って実は、赤血球の合成だけに必要なものではなくて、神経伝達物質(セロトニンなど)を作る元になったり、活性酸素から細胞を守ったり、身体のエネルギーを作る為のエネルギー代謝に必須だったりするそうです。
ヘモグロビン値が正常でもフェリチン値が低ければ鉄不足
しかも著書によると、日本人女性の8割が潜在的鉄欠乏症だそう。貧血検査でおなじみのヘモグロビン値が基準以上あっても、それだけじゃ判断できないんですって。
体内にある鉄をお金に例えると、ヘモグロビンが財布の中のお金なら、貯金にあたるのがフェリチンというもので、フェリチンは内部に鉄を蓄える事のできるタンパク質で、肝細胞を中心として全身に分布しているんだそう。
体内の鉄が足りなくなると、フェリチンに蓄えていた分を放出するそうなんです。
でもこのフェリチン値まで測るところはほとんどないどころか、鉄不足とパニック障害や鬱が関係していることもこれまで分かってなかったそうなんですよ。
パニック障害ですっごく辛かった時、というか、10代で生理になってからもうずっと私はひどい貧血でした。妊娠中は、母親の鉄分は子供に優先的に行くので、ますます鉄不足が加速していくらしいんですが、まさに私が一番苦しかった時は貧血から来る症状も絡んでいたと思います。
4ヶ月過ぎて自然に症状が治まって行ったのも、処方されていた鉄剤をずっと飲んでいたからというのもあったと思います。
鉄不足に陥らないためには糖質少な目でタンパク質メインのいわゆるローカーボ食がベスト
鉄不足とパニック障害が関連があったというだけでも相当なインパクトですが、さらにインパクトがあったのは、普通にご飯メイン、お肉少なめであとはサラダ、バターや動物性脂肪は身体に悪いから植物油、というような食生活だと、じつは質的に栄養失調になる、という部分でした。
な、なんと!
でも実は、私がパニック障害の発作がよく出ていた時って、長年ベジタリアンをやっていたんです。。甘いものも大好きでした。でも、身体が冷えすぎて子宮筋腫になり、それでベジタリアンをやめて、肉メインのMEC食を始めてから、すごく健康になり、パニック発作も全く出なくなっていたことを思い出しました。
※MEC食とは、肉(Meat)、たまご(Egg)、チーズ(Cheese)の頭文字を取って名付けられたものです。この三品目でタンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンC以外のビタミンが毎日きちんと摂れるというものです。
なので、この本の内容にはものすごく納得できましたし、実際糖質制限(MECやローカーボ)して、炭水化物の米やパンを減らした方が調子がいいことを体感していました
本では、重度の鉄欠乏の人には鉄剤のサプリを摂ることも推奨されていました。読んでびっくりしたのが、よく出回っているヘム鉄は、食材として摂った時には吸収率がいいけど、サプリにすると吸収率が良くないそうなんです!
サプリで摂るなら、吸収しやすく加工したキレート鉄という種類が良いそうで、著書でお勧めされていたのがこちらでした。私も飲んでいますが、ヘム鉄と違い便秘にならないし、飲んだ後気持ち悪くなることもありません。
iherbから直接買うことも出来ますが、意外にもアマゾンの方が安かったです。
大きなサプリが飲みにくい場合は、こちらのアドバンスドフェロケルの方が小粒です。
日本製では法律の問題でキレート鉄のサプリがないので、アメリカから個人輸入などで手に入れられます。どっちも安いのが良心的。サプリはアメリカ製の方が濃度も高かったり、成分にこだわっていたり、コストパフォーマンスが良かったりして好きです。
アメリカは保険が無い分、病気にならないように予防する意識が高くてサプリ市場の競争も激しいらしく、質の悪いサプリは駆逐されるため、良質で安いサプリがたくさん生き残っているみたいですよ。
あ、それから、サプリが十分な効果を発揮するのは、タンパク質がしっかり足りている状態であることが重要だそうです。身体にタンパクが足りてない状態でいくらサプリを飲んでも、しっかりとビタミン類が身体の中で働くことができないんです。
その場合、大量の肉を食べる事が難しければ、プロテインを摂るのがお勧めです。
美味しいし、150mlくらいの量で20g位の良質なタンパクが摂れるので効率良いです!私のお勧めはこちら。飲みやすく、身体がぐんぐん元気になりました(*ˊᴗˋ*)੭
※2020年追記 いろいろ試してみて今のいちおしはこれです。グラスフェッド、かつ添加物なし、味なしがやっぱり一番いいです。いろいろアレンジできるし。
プロテインを混ぜるには、100均にあるシェーカーでも十分なんですが、このシェーカーが気に入ってます。たっぷり800ml入るので、一度にたくさん作っておいて、冷蔵庫に入れ、ちびちび飲んでます。
スピリチュアル的な原因
ここからは私の体験から私が理解した事として、読みたい方だけ読んで貰えればなと思います。
パニック発作の原因については、子供の頃から抑圧されていた感情やストレス、みたいに書かれている事が多いと思います。
が、私はパニック発作の度に思っていました。
「今の人生だけでこんな、とてつもない恐怖心や、気が狂うんじゃないかと思うほど強烈な感情が湧くような、何かがあったとは思えない」
どう考えても、こんな激しい感情が出てくるほど、抑圧された子供時代は送っていないし、今時点でも全く心当たりがない。
「こんなの別の人生で解放しきれなかったやつなんじゃないの?」って思ってて、そっち方面でいろいろ探っていました。
そして分かったのは、やっぱり自分にパニック発作が出た大元は、今の人生じゃなくて過去生由来のもの、魂に刻まれた記憶が原因だ、という事でした。
どうやってそれを突き止めたのか、原因となる過去生は何だったのか、については、また別記事にまとめています。
身体的アプローチ
心へのアプローチ
・苦しい時、怖い時、その気持ちを紙に書きまくる
根本的に解決したのは、過去生など魂に刻まれた記憶に気付いたからですが、それに気付く前にやっていた事もかなり効果がありました。
しかも誰でも出来る簡単な方法です。
過去、薬をほとんど使わずにパニック発作が収まり、出てもごく軽い症状で数分で消えるか、長くても1日で消えるようになったのは、こっちの心へのアプローチのおかげだったと思っています。